スペイン語

【スペイン語】知ってた?名詞の性が変われば意味が変わる単語

スペイン語

スペイン語には女性名詞・男性名詞があります。それだけでも、日本人の私達からしたら新たな概念でややこしいです。なぜ女性名詞なのか、男性名詞なのかは、考えても理由はありません。覚えるのみです。

この名詞の性ですが、同じ単語なのに性が変わることで意味が変わるものがあります。
実際に性別がある単語が男性名詞と女性名詞に分かれる場合とは別に、実際には性別がない単語だけれど、男性名詞にした時と、女性名詞にした時で意味合いが変わるものがあります。これまた、ややこしさ倍増です。

そこで今回は、名詞の性によってその意味が変わる単語を紹介していきたいと思います。皆様の何かの参考になれば幸いです。

スペイン語の名詞の性

一般的な名詞は、一つの単語に一つの性が設定されています。
例えば「sol(太陽)」は男性名詞、「luna(月)」は女性名詞です。なぜ太陽は男性名詞なのか、という理由はないので丸暗記するのみです。

それと比べて、実際に性別があるものは覚えるのが簡単ですね。例えば「hombre(男性)」男性名詞、「mujer(女性)」女性名詞です。

また、同じ単語で実際に性別がある単語の語尾を変えるだけで男性名詞・女性名詞になるものもあります。例えば

男性名詞女性名詞
profesor(男性の先生)profesora(女性の先生)
niño(男の子)niña(女の子)
gato(オス猫)gata(メス猫)

などです。多くの女性名詞は最後がaで終わります。しかし、例外もあります。この事について書い記事はこちらです。

同じ単語だけれど、性の違いによって意味が全く異なる名詞

男性名詞女性名詞
el orden (順序)la orden (命令)
el capital(資本)la capital (首都)
el frente (正面)la frente (額〈ひたい〉)
el cura (司祭)la cura (治療)
el radio (半径)la radio (ラジオ)
onigiri
onigiri

これらの単語は性が変わることによって意味が変わるので要注意だよ!

同じ単語だけれど、性によって大きさが変わる単語

同じ単語で同じ意味ですが、大きさの違いを性の違いで表す単語です。ナイフの場合は同じ刃物だけど小さなカミソリになります。

大きい小さい
菜園la huertael huerto
水差しla jarrael jarro
el barcola barca
ナイフel cuchillola cuchilla(カミソリ)

同じ単語だけれど、性によって形、用途が変わる単語

性の違いによって全く意味が異なるわけではなく、関連しているけれど意味が違う単語です。

男性名詞女性名詞
el ramo(花束)la rama(枝)
el naranjo(オレンジの木)la naranja(オレンジ)
el olivo(オリーブの木)la oliva(オリーブの実)
el parido(サッカーやテニス等の球技の試合)la partida(チェスやトランプ等の試合)
el gorro(つばのない帽子、ニット帽など)la gorra(つばのある帽子、キャップなど)
el anillo(指輪)la anilla(留め金・吊り輪)
el músico(音楽家)la música(音楽)
el químico (科学者)la química(科学)
el físico (物理学者)la física(物理)

まとめ

名詞といっても、性によって意味が変わってくるので奥が深いですね。知らないと知っているのでは、たとえ間違ったとしても、その間違いに気づくか気づかないかで大違いです。また、他の人が言った単語で、例えば小さい畑のことを言っているのか大きい畑のことを言っているのかの理解力が変わります。混乱も防げますので、一度頭の中で整理してみるといいと思います。

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